いざ、走れ!!箱根駅伝!!〜歓喜の復路編〜
- 2019.01.12 Saturday
- 18:41
JUGEMテーマ:スポーツ
前回までのあらすじ……
「優勝候補」「3強」と言われながらも箱根駅伝優勝を
逸し続けた「湘南の暴れん坊」。その汚名を返上すべく、
迎えた箱根駅伝で往路を2位でフィニッシュ。逆転優勝に
向けて、勝負の復路が始まろうとしていた……
☆復路成績
6区:中島怜利(区間2位)
7区:阪口竜平(区間2位)
8区:松尾淳之介→小松陽平(区間賞/区間新)
9区:鈴木雄太→湊谷春紀(区間2位)
10区:郡司陽大(区間3位)
AM6:00……極寒の箱根を目指し、起床。今年から導入のウィンドブレーカーを
着こみ、手袋とネックウォーマーも着用。もちろん、ズボンの下にはメンズレギンス。
毎年の事ですが、確実な防寒対策を施します。そのくらい、真冬の早朝の箱根は寒い。
現地に着くと、朝から芦ノ湖周辺はヘリが飛び、既に応援団による応援が始まっており、
おまけに装甲車の如くな中継車に山のような白バイと、明確な「非日常感」は今年も健在。
見やすい歩道で小旗を持ち、応援します。AM8:00、まず東洋がスタート。次いで、東海大。
この6区「山下り」のスペシャリスト、中島が元気に駆けだします。名前を叫ぶように応援。
ほどなくすると、一斉スタート。たった10分間ですが、十分すぎるほどの熱量がありました。
ここからが、勝負です、駅伝も移動も。車に乗り込み、ターンパイクを下ります。
下っていると……眼下に、明らかに「これから選手が走る」という事実のみを
正確に伝えるかの如く、広い道路に「のぼり」と小旗を持つ「人々」の光景が。
そうです。小田原です。ターンパイクを下り、車から降りて、7区を走る阪口の応援に
スムーズに移行。以前、先頭は東洋、しかし!!背後からは東海ブルーを纏った阪口が、
じわり、じわり……と、鉄紺の背中を捉えていました。それを目にし、またも叫ぶように応援。
応援が終わると、帰宅します。これも例年通り。その最中も、ラジオで戦局を聴きます。
時間の感覚が若干マヒした位の時間帯に、帰宅。ここからはTV。色んな媒体を使いますね。
既に8区の、エントリー変更で出場の小松が、東洋の鈴木にぴったりと付いていました。
出るか?出ない……そろそろ?まだ出ない……そんな事が続き、そして……出ました。
遂に小松が東洋の鈴木を突き放し、順位が逆転。東海がトップに立ちます。
遅れている青学も、じわじわと「王者の意地」と「プライド」を持って、追い縋ります。
この区間エントリーの変更は吉と出ました。吉どころか、大吉でした。小松は8区で東海の
初の箱根駅伝総合優勝を決定づける、区間新記録をマーク!!8区の区間記録は、97年に
打ち立てられた、箱根駅伝最古の区間記録でしたが、遂にその記録を塗り替えました!!
それが東海の、黄金世代の中では若干地味な存在であった小松であったのは、驚きと共に
至上の興奮と幸福を覚えましたね……もう、たとえ優勝出来なくても、この記録だけでも
もう、大収穫だ……そのようにも思いましたが、続く9区ではキャプテンの湊谷が、
失礼ながら別人のような快走。区間2位という、申し分ない結果を出し、有終の美。
この段階で2位とは3分以上の差があり、最終区の郡司はビクトリーロードをひた走る事に。
背後からは東洋をかわした青学が若干詰めますが、この段階では、ほぼダメージもなく、
遂に……遂に、トップで大手町に!!肩を組み、校歌を歌う選手たち、例外なく笑顔。
そして……東海大学、出場46回目、創部59年目にして、初の箱根駅伝総合優勝!!
史上17校目の優勝校として、その名を刻み込みました!!歓喜の、待望の瞬間でした!!
結局、往路優勝は東洋。復路優勝は青学。総合優勝は東海と言う、「3強」がそのまんま優勝を
かっさらっていった大会でもありました。しかし……ホントに嬉しく、感動しました……
ここでは思いを書き切れないので、また次回も続かせてもらいます!!今回はこの辺で!!